インプラント治療にも利用できるデンタルローンとは？

インプラント治療は自費かつ高額な治療ですから、お金がないという理由で諦める方も多いのではないでしょうか。ここでは、住宅や自動車などと同じように利用できる借入制度「デンタルローン」について紹介します。

インプラント治療の費用を分割できる

インプラント治療は自費診療なので、基本的には一括で費用を支払う必要があります。1本数十万円という金額で、入れる本数によっても大きく金額が変わってきてしまいます。そこで利用できるのが「デンタルローン」であり、インプラント治療にかかる費用を金融機関などに立て替えてもらうことができる制度です。やはりインプラント治療を行ううえで費用は大きな課題となるものであり、デンタルローンを活用することでこれをクリアできた方も大勢いらっしゃいます。事前に設定した月々の返済計画に基づき支払いが行えますので、まとまった資金がなくてもインプラント治療が受けられるようになります。

普通の借入・ローンとデンタルローンの違い

住宅ローンや車のローンは目的に応じた借入になりますが、デンタルローンは歯科治療のためのローン制度です。インプラントにおいて利用できる分割方法といえばデンタルローンのほかに多目的ローン・クレジットカードなどが考えられますが、デンタルローンの場合は高額な歯科治療費に対応が可能なように利用限度額が高く設定されており、一般的なクレジットカードに比べても分割支払手数料（金利）が低いという違いがあります。支払回数は一般的に6回から84回までから選ぶ形になり、月々の返済額や利息負担などを考慮しながら決めることになります。

そのほかのインプラントQ&Aと基礎知識を見る＞＞

デンタルローンのメリット・デメリット

メリット

デンタルローンを利用する最大のメリットはやはり支払いの繰延です。住宅ローンの場合には住宅を担保に入れることが一般的なので融資を受けやすいですが、治療に対する費用の支払で借入が起こせるというのは大きなメリットとして考えられるでしょう。また、基本的に歯科医院が窓口になって対応するケースが多いため、手続きにかかる手間なども少なく利用することが可能です。また、利用額も任意で設定することができるため、治療総額に対してどの程度の金額でローンを組むのかで毎月の返済負担をコントロールすることができます。

デメリット

デンタルローンもいわゆるローンであることに違いがありませんから、一定の基準で審査が実施されます。当然ながらこの審査に通らない方の場合利用することができませんので、その点はデメリットといえるでしょう。また、こちらも当然ではあるのですがローンを利用することによって金利が発生するので、支払総額は一括払いに比べて確実に増えることとなります。また、全ての歯科医院でデンタルローンを取り扱っているわけではありませんから、一部の歯科医院では利用できない可能性もあります。これらのデメリットを踏まえてでもデンタルローンを利用してインプラント治療を行いたい方は、歯科医院に相談してみましょう。

まとめ

手元にまとまった資金がなくてもインプラント治療が受けられる手段として利用できるデンタルローンは、さまざまな金融機関が取り扱っています。イオン銀行やプラス、プロミス、MUFGなど、有名どころの金融機関のデンタルローンも利用することが可能です。取り扱い先によってはインプラントだけではなくそれ以外の治療でも利用することができますし、中にはポイントが貯められる場合もあります。治療を受けたい方にとっては魅力的な制度ではありますが、あくまでも返済が必要なローンであることには注意し、ご利用は計画的に行いましょう。利用したい方は、ぜひ治療を受ける歯科医院に相談してみてください。

鎌倉市でおすすめのインプラント歯科医院はこちら＞＞