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インプラント治療の期間について紹介します。インプラント手術には1回法と2回法があります。それぞれの手術の流れと、治療回数などについてまとめました。
通常のインプラント治療は2回法で行われます。この2回というのは、治療に通う回数ではなく、手術の回数になります。
1回目の手術でインプラント体をあごの骨に埋め、歯茎で覆った状態で3~6か月生着するのを待ちます。2回目の手術で歯茎を切開し、インプラント体と義歯(上部構造)をつなぐパーツ(アバットメント)を装着します。手術は30分ほどで終わり、1~2週間後に型どりをして義歯を作り、接着します。すべての治療が終わるまでには、カウンセリングや検査、型どりや義歯の装着を含めると7~10回前後通院し、合計で4~6か月程度かかります。
1回法は長い治療期間を短縮するために考えられた手術方法です。インプラント体の埋入と同時にアバットメントの装着まで行います。インプラント体が歯に生着するまで1.5~2か月程度安静期間を置き、型どりをしてから1~2週間後に義歯を装着します。合計で2~3カ月程度と考えておきましょう。
さらに治療期間を短縮する「即時荷重」や「抜歯即時手術」などの方法もありますが、いずれもあごの骨や体の状態が整っている人に限られます。
1回法を行っているクリニックは限られるため、希望する場合は最初の問い合わせの際に対応可能か確認しておきましょう。
【インプラント治療について】
インプラント治療とは虫歯や歯周病、事故などによって歯を失った場合に行われる治療の一つ。歯を失った箇所に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、歯を補う治療法です。一部の症例を除いて、原則保険が適用されない治療方法のため、クリニックによって費用が異なります。詳細は各クリニックへお問い合わせください。
【インプラント治療の機器について】
治療に使用するインプラント機器は、各クリニックによって厚生労働省・未承認の器具を用いることがございます。クリニックによって治療に用いる器具は異なりますので、医師に直接ご確認をお願い致します。
【インプラント治療の費用と期間】
インプラント治療は、一般的に1本25~45万円、期間は6ヶ月~12ヶ月程度と言われています。症状や埋入位置、歯科医院によって費用・期間ともに変動します。
【治療のリスク・副作用】
インプラント周囲炎や、金属部品に対する金属アレルギーが起こる恐れがあり、治療にはリスクが伴います。持病がある場合には、合併症などの可能性が高い場合もあるので、不安な点があれば必ず各クリニックへご相談ください。
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※インプラント治療には上記以外にも精密検査や麻酔費などがかかる場合があります。
※インプラント体や上部構造は、埋め込む位置や口内状態によって、素材や費用が変わる場合があります。
※アバットメントとは、インプラント(根にあたる部分)と義歯(上部構造)をつなぐパーツのことです。
※2019年9月17日時点での調査内容になります。
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