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インプラント治療では、持病があると治療に注意を要します。自己免疫疾患であるリウマチもその一つで、インプラント治療を受けるにはさまざまな注意点があります。
本記事ではリウマチでもインプラント治療が受けられるケースなどを解説していきます。
リウマチは、免疫の異常により全身の関節に持続的な炎症が起こる自己免疫疾患です。主な症状は、手足の指などの関節の痛み、腫れ、そして朝に動きにくい「こわばり」です。放置すると軟骨や骨が破壊され、関節の変形や機能障害につながります。早期発見と適切な薬物療法で症状をコントロールし、関節破壊の進行を抑えることが可能になってきています。
リウマチの治療に使われるステロイドや免疫抑制剤は、インプラント手術後の治癒を遅らせる可能性があります。また、インプラントと骨が結合するオッセオインテグレーションにも影響を及ぼし、骨への定着が不十分になるリスクを高めます。薬の調整が必要な場合があるため、主治医との連携が不可欠です。
免疫抑制剤の使用により、体全体の免疫力が低下しているため、手術部位やインプラント周囲に感染(インプラント周囲炎など)を起こすリスクが高くなります。感染はインプラントの失敗に直結するため、術前後の徹底した衛生管理と、定期的なメンテナンスが重要です。
リウマチの炎症や、治療に用いる薬剤の影響で、顎の骨が骨粗鬆症のように弱くなっていることがあります。インプラントを支える骨量や骨質が不足していると、安定した埋入が困難になり、長期的な維持が難しくなります。事前のCT検査などで骨の状態を正確に把握し、必要に応じて骨造成などの処置を検討する必要があります。
インプラント治療を成功させるには、まずリウマチの疾患活動性が低く、全身の状態が安定していることが大前提です。炎症が強い時期は、免疫力の低下や骨の破壊が進んでいる可能性があり、治療後の傷の治りやインプラントの定着に悪影響を及ぼすことがあるためです。
服用中の薬の種類や量(特にステロイドや免疫抑制剤)は、インプラント治療の予後に影響を及ぼす可能性があります。感染リスクや骨の状態を正確に把握するため、リウマチの主治医と歯科医師が情報を共有し、緊密に連携することが重要です。
リウマチでもインプラント治療を諦める必要はありません。ただし、安全な治療のためには、リウマチの主治医と歯科医師の連携が不可欠です。
まずは自身の状態を正確に伝え、歯科医院に相談することをおすすめします。
【インプラント治療について】
インプラント治療とは虫歯や歯周病、事故などによって歯を失った場合に行われる治療の一つ。歯を失った箇所に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、歯を補う治療法です。一部の症例を除いて、原則保険が適用されない治療方法のため、クリニックによって費用が異なります。詳細は各クリニックへお問い合わせください。
【インプラント治療の機器について】
治療に使用するインプラント機器は、各クリニックによって厚生労働省・未承認の器具を用いることがございます。クリニックによって治療に用いる器具は異なりますので、医師に直接ご確認をお願い致します。
【インプラント治療の費用と期間】
インプラント治療は、一般的に1本25~45万円、期間は6ヶ月~12ヶ月程度と言われています。症状や埋入位置、歯科医院によって費用・期間ともに変動します。
【治療のリスク・副作用】
インプラント周囲炎や、金属部品に対する金属アレルギーが起こる恐れがあり、治療にはリスクが伴います。持病がある場合には、合併症などの可能性が高い場合もあるので、不安な点があれば必ず各クリニックへご相談ください。
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※インプラント治療には上記以外にも精密検査や麻酔費などがかかる場合があります。
※インプラント体や上部構造は、埋め込む位置や口内状態によって、素材や費用が変わる場合があります。
※アバットメントとは、インプラント(根にあたる部分)と義歯(上部構造)をつなぐパーツのことです。
※2019年9月17日時点での調査内容になります。
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