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歯科医師柴山先生がインタビューのQAに答えてくれました!

編集部
編集部

今回はインプラントについて、治療の特徴やメリットなど具体的に教えていただきたいと思います。まず、インプラントはどのような流れでおこなうのでしょうか。

柴山先生
柴山先生

インプラントは顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、被せ物を付ける治療です。虫歯・歯周病や事故などで、ご自身の歯を失ってしまった人に対しておこないます。

1990年代頃から日本でもインプラント治療が広がってきました。それまではブリッジもしくは入れ歯のどちらかを選ばなくてはいけなかったのが、3つの目の選択肢として浸透しています。

編集部
編集部

ブリッジにはどんな問題点があるのでしょうか?

柴山先生
柴山先生

ブリッジは、無くなった歯の両端の歯を土台にして大きな被せ物をつける治療法です。土台を作るためには、健康な歯を削らなくてはいけません。また、土台の歯にかかる力も通常より大きくなってしまいます。
ブリッジにすることで、健康な歯の寿命を縮めてしまう恐れがあるんです。

編集部
編集部

患者さんから、インプラントに関してよくある質問はありますか?

柴山先生
柴山先生

手術が怖くて心配、という話をよく聞きますね。
インプラントの埋め込みは切開を伴いますが、処置工程が合理化され手術時間が短くなるなど、患者さんへの負担は軽くなってきています。
きちんと手順を踏めばそれほどリスクは高くありません。

編集部
編集部

インプラントは高額な治療がかかると思います。クリニックにより金額差も大きい状況ですが、費用が妥当なのか判断する基準はありますでしょうか?

柴山先生
柴山先生

インプラントは自費治療になるため、1本あたり数十万円の費用がかかります。保険内の診療を受けてきた方にとっては高額に感じられると思いますが、内訳を考えると妥当な金額だと思います。保険診療がない海外と比較しても、日本のインプラント治療費相場は同程度です。

治療費が高いクリニックはよい、安いクリニックは悪いわけではありませんが、安いということは、どこかでコストを抑えていることでもあります。仕入れを工夫するなどさまざまな方法はありますが、安全面・衛生面で必要なコストを減らしていないとも限りません。

相場から大きくずれている場合は、「安いから選ぶ」ではなくよく検討されるべきですね。

編集部
編集部

インプラント治療の流れを教えてください。

柴山先生
柴山先生

まずは問診をおこない、アレルギーの有無や既往歴を確認します。口腔内診査、レントゲンやCTを撮影し、総合的に治療計画を立てていきます。

個人差はありますが、治療期間としては6ヶ月前後でしょうか。
患者さんによっては歯周病などを患っている場合もあるので、その治療に2〜3ヶ月以上かかることもありますね。

また、インプラント体を埋め込む骨の厚みによっては、骨造成という骨を増強する治療が必要になるので、トータルの期間は長くなる可能性があります。

患者さんごとに口腔内の状況は異なるため、個別の判断が必要になります。

編集部
編集部

インプラントのリスクが高い方や、できない方はいらっしゃいますか?

柴山先生
柴山先生

インプラント治療(手術)は歯槽骨にチタン製の棒を埋め込むので、重度の骨粗鬆症の方は難しい場合があります。
また、重度の糖尿病など全身疾患をお持ちの方は感染のリスクが高いとも言われております。

ただしすべてムリというわけではなく、医科との連携を取って健康状態を把握したうえで、手術時間や麻酔量を調整しながらおこなうケースもあります。

さきほど話しましたが、歯周病がある場合はその治療が先になります。

編集部
編集部

インプラントをすることでリスクはありますか?

柴山先生
柴山先生

歯磨きをきちんとする、定期検診に通うなどの口腔ケアを正しくおこなえば早期発見・早期治療につながり、トラブルが起きづらくなると思います。

ただ、お手入れができていないと、インプラント周囲炎と呼ばれる症状が出る場合があります。これはインプラントの周囲が歯周病のような状態になってしまう症状で、進行するとインプラントが取れてしまいます。

インプラント体を支えている顎の骨が吸収されてしまうため、埋め込んだインプラント本体がなくなってしまうんです。

その他にも、噛み締めが強いために埋め込んでいるインプラント体が折れてしまったという患者さんもいます。これについては、インプラント体の形状や材料も改良されてきているので、トラブルは減少しています。

定期検診では、インプラント周囲の歯肉の状態や清掃状態、かみ合わせ(咬合状態)の確認をおこないます。
検診を適切に受けることで、インプラント周囲炎やインプラント体破折のトラブル発生リスク減少につなげることが可能です。

編集部
編集部

手術完了後の流れを教えてください。

柴山先生
柴山先生

インプラントと骨が定着したことを確認した後、仮歯を入れます。しばらく使ってもらい、しっかりと食事ができること、舌や口の内部(頬粘膜)にあたらないかなどを確認して、最終の被せ物をつけます。

その後は、噛み合わせやインプラント周囲の状態、インプラントがきちんと機能しているかを確認し、問題ないようでしたら治療は終了です。

ご自身でのお手入れとあわせて、定期検診を受けることでキレイな歯を維持していただく必要があります。

編集部
編集部

クリニック選びのポイントはありますでしょうか?

柴山先生
柴山先生

ホームページはある程度参考にできると思いますが、口腔内の状態や、治療で重視される点は個人差が大きいです。
ご自身の条件や希望に合った治療ができるのか、判断するためには直接話を聞いてみるのが一番です。

どんな治療にもメリット、デメリットがあるので、いいところばかりではなく、欠点や注意点も伝えてくれる先生がいいでしょう。

歯科医師は患者さんに、よりよい状況になってもらいたいと思っていますので、現在、何に一番困っているのかを教えていただけると、最善の提案をおこなうことが可能です。

編集部
編集部

特にクリニック選びで重視すべきところ、こだわるべきところはありますか?

柴山先生
柴山先生

外科的な手術になりますので、CT撮影して骨の状態を三次元的に分析したうえで、治療を始めるてくれるクリニックをおすすめします。レントゲンだけでは判断できないことも多いので。

それ以外の面では、不安なことや困っていることを相談しやすい先生がいいですね。
患者さんは恐怖心を持たれていると思います。気持ちを理解して、患者さんの立場に立って話してくれる先生を選ぶことがおすすめです。

編集部
編集部

最後に、歯を健康に保つために必要なことを教えてください。

柴山先生
柴山先生

虫歯や歯周病にならないために、手入れをしっかりすることが大切です。また、定期検診で歯石を取るなどプロの手も借りていただきたいと思います。

残念ですがインプラント治療後に数年間、歯科医院(クリニック)へ足が遠のいてしまい、口腔内のトラブルが起こる方もいらっしゃいます。

インプラント治療が必要な患者さんは、もともとの口腔内清掃が得意じゃない方も少なくありません。
歯周病は生活習慣病の1つとも言われているので、歯のお手入れをしっかりすることが重要です。

健康でキレイな歯を維持するためには、自分の歯や口腔内環境に関心を持つことが大切です。
女性だと化粧をするときに鏡でよく顔を見ますよね。男性も洗顔や髭剃りなどの機会に顔をチェックされると思います。
それと同じようにご自身の口の中を見て、口腔内の状況に問題はないか興味を持ってもらいたいと思います。

インタビューに答えてくれたのはこの先生

柴山先生

アニバーサリーデンタルギンザ 医療法人社団フェイス会 理事長
柴山拓郎 先生

日本歯科大学生命歯学部(東京校)卒業、慶應義塾大学医学部歯科口腔外科にて研修医過程修了。2012年医療法人社団 フェイス会創設、2014年アニバーサリーデンタルギンザ開設。

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インプラント歯科3選
又吉歯科医院
インプラント1本の費用例
34万円
鎌倉大船歯科
インプラント1本の費用例
30万円(税別)~
大船駅北口歯科
インプラント1本の費用例
35万円

【インプラント治療の費用と期間】
インプラント治療は、一般的に1本25~45万円、期間は6ヶ月~12ヶ月程度と言われています。症状や埋入位置、歯科医院によって費用・期間ともに変動します。

【治療のリスク・副作用】
インプラント周囲炎や、金属部品に対する金属アレルギーが起こる恐れがあり、治療にはリスクが伴います。持病がある場合には、合併症などの可能性が高い場合もあるので、不安な点があれば必ず各クリニックへご相談ください。

患者に寄りそってくれる
歯科医院を選びましょう

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