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いくつになっても楽しく食事ができるように、老後の生活を考えたインプラント治療をしてみませんか?ここでは、老後の生活を考えてインプラント治療をするメリット・デメリット、注意点を解説します。
インプラントでなくても、入れ歯でも良いのではないかと考える方もいるかもしれません。入れ歯ではなくインプラント治療をするメリットは大きく4つあります。
入れ歯の場合、粘膜が覆われて隙間に物が挟まった時に痛みを感じてしまうことがあります。それだけでなく、食事の温度・味が伝わりにくくなることもあるのです。インプラントであれば温度や味が変わることはなく、しっかりと噛んで食事を楽しめます。
インプラントは入れ歯と違い、しっかりと噛めるメリットがあります。食事を楽しめるだけでなく、噛むことにより脳に刺激を与え、認知症予防も期待できるのです。
入れ歯の場合は口の中の清掃だけでなく、入れ歯自体の清掃も必要。長年使用すると徐々に合わなくなってくるため、都度調整が必要になります。インプラントの管理はとてもシンプルで、入れ歯のように煩わしい管理が必要ありません。老後の生活に適しているといえるでしょう。
入れ歯の管理がずさんになり不衛生な状態で使用すると、繁殖した細菌が原因となって誤嚥性肺炎を引き起こす恐れがあります。部分入れ歯の場合はまるごと誤嚥してしまうこともあるので、そうしたリスクを避けるための選択としてインプラント治療を選ぶのも良いでしょう。
インプラント治療をするデメリットは2つあります。
インプラント治療では、歯茎部分を切断して顎の骨を削ります。年齢が高いほど免疫力が低くなるため、細菌感染を起こしやすくなってしまうのがデメリットです。
インプラント治療は保険適応に比べて治療費が高額になります。また顎の骨とインプラントをしっかり定着させるために時間がかかるため、治療期間がかかってしまう点も注意が必要です。
老後の生活を考えたインプラント治療を行う上で、注意すべきポイントが2つあります。
インプラント体と歯肉の隙間に細菌が溜まるとインプラント周囲炎になりやすくなってしまいます。そのため、予防のために毎日の歯磨きが欠かせません。定期健診を受けて細菌がないか確認しましょう。
あごの骨の量が減っている場合、インプラントを埋める場所の骨を造るために造骨や骨再生などの治療が必要になります。そうした治療に対応している歯科医は限られるため、初めからインプラント治療を専門として治療を行う歯科医を選ぶとよいでしょう。
【インプラント治療について】
インプラント治療とは虫歯や歯周病、事故などによって歯を失った場合に行われる治療の一つ。歯を失った箇所に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、歯を補う治療法です。一部の症例を除いて、原則保険が適用されない治療方法のため、クリニックによって費用が異なります。詳細は各クリニックへお問い合わせください。
【インプラント治療の機器について】
治療に使用するインプラント機器は、各クリニックによって厚生労働省・未承認の器具を用いることがございます。クリニックによって治療に用いる器具は異なりますので、医師に直接ご確認をお願い致します。
【インプラント治療の費用と期間】
インプラント治療は、一般的に1本25~45万円、期間は6ヶ月~12ヶ月程度と言われています。症状や埋入位置、歯科医院によって費用・期間ともに変動します。
【治療のリスク・副作用】
インプラント周囲炎や、金属部品に対する金属アレルギーが起こる恐れがあり、治療にはリスクが伴います。持病がある場合には、合併症などの可能性が高い場合もあるので、不安な点があれば必ず各クリニックへご相談ください。
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※インプラント治療には上記以外にも精密検査や麻酔費などがかかる場合があります。
※インプラント体や上部構造は、埋め込む位置や口内状態によって、素材や費用が変わる場合があります。
※アバットメントとは、インプラント(根にあたる部分)と義歯(上部構造)をつなぐパーツのことです。
※2019年9月17日時点での調査内容になります。
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