インプラント手術後はいつから飲酒できる？

こちらのページでは、インプラント手術後の飲酒について解説しています。一般的に手術後の飲酒は控えることが望ましいとされていますが、そこにはどのような理由があるのでしょうか。インプラント手術後の飲酒が体に与える影響や、術後いつから飲んでも良いとされているのか、という点について見ていきましょう。

飲酒による患部への影響とは

腫れが悪化する可能性

インプラント手術を行った直後にお酒を飲むと、患部の腫れが悪化することがあります。これは、飲酒によって血行が良くなるため。血行が良くなるのは良いことだ、と感じる方が多いかもしれませんが、場合によっては腫れの悪化のようにあまり良くないことが起こる場合もあります。

出血が起こる可能性

前述した患部の腫れの悪化と同じ理由となりますが、飲酒によって血行が良くなることによって傷口が開いてしまい、出血が起こってしまうケースもあります。

さらに、出血を起こしやすい傾向がある場合には血が止まりにくくなる、というケースも考えられますので、インプラント手術を受けた後にはできる限り飲酒を控えた方が良いでしょう。

治癒が鈍化する可能性

血行が良くなった場合、上記の2点に加えて「傷口の治りが遅くなる」といった可能性も考えられます。特にインプラント手術の後に治りが遅くなってしまうと、埋入したインプラントと骨が結合するまでに時間がかかってしまいます。こうなるとインプラントのぐらつきが起きる可能性もあるとされています。

加えて、インプラント手術を行った後には抗生物質などが処方されますが、抗生物質の服用中にお酒を飲むことで効果が低下するとされています。このことからも術後はお酒を控えるようにしましょう。

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飲酒は3日～1週間前後から

インプラント手術直後の飲酒はさまざまな影響が考えられるとご紹介しました。では「実際にはどれくらいの期間を開ければいいの？」と考える方もいるでしょう。

一般的には、「3日から1週間程度の期間は飲酒を控える」ことが望ましいとされていますが、ひとりひとりの術後の経過や体の状態、傷の状態などによって変わってきますので、必ず担当の医師に相談をしましょう。

また、インプラント手術後にお酒を我慢する自信がない！といった場合には、手術を受ける前から少しずつお酒の量を減らし、手術後の禁酒期間に備えるのがおすすめです。

普段からお酒は適量を

インプラント手術後の飲酒について解説してきました。普段からお酒を飲む習慣のある方にとっては、手術後の禁酒が辛いと感じることもあるかもしれませんが、腫れなどを悪化させないためにも一定期間は我慢するようにしましょう。

また、お酒を楽しむ上で大切なのは「適量を守る」という点です。アルコールを過剰摂取すると免疫力の低下を招くことがあるとされていますので、普段から適量を意識することは非常に大切です。また、インプラント手術を受けることになった場合には、手術前からお酒を飲む量を調整すると良いでしょう。

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